TOPプレスリリース米国発自動飛行スマートドローンのSkydioと東南アジア・日本の橋梁点検分野での独占的パートナーシップ契約を締結

米国発自動飛行スマートドローンのSkydioと東南アジア・日本の橋梁点検分野での独占的パートナーシップ契約を締結

米国発自動飛行ドローン開発のスタートアップSkydio,Inc.(本社:Redwood City, CA、以下Skydio)と、特別仕様機“ぶつからない“小型点検ドローン「Skydio R2 for Japanese Inspection(以下、J2)」の共同開発を完了し、本機体を利用した東南アジア・日本における橋梁点検の独占パートナーシップ契約を締結しました。
これに伴い、本機体の活用が期待できるトライアルテーマを募集します。

1. 背景

JIWは2019年4月1日の設立以降、NTT西日本グループで培ったインフラ点検ノウハウを強みとして、老朽化が進む日本全国のインフラ点検・保守業務の効率化という社会課題に取り組んでまいりました。
一方、Skydioは、センサー技術と人工知能技術を組み合わせたドローンシステム開発を進めています。2019年10月に小型・軽量・長時間化した後継機「Skydio2(R2)」を発表し、B2B市場への事業展開に向けて、開発を進めております。
こうした中、JIWが非GPS環境下で自律飛行可能な高性能ドローンとしてSkydio社の機体に注目し、Skydio社がめざすB2B市場への展開にもつながることから本提携に至りました。

2. 提携の内容

本提携では、JIWが行う橋梁や送配電設備等の点検にJ2を導入し、従来機または人手による点検が困難な箇所において、点検箇所の拡大、点検精度の向上、工期短縮等によるコスト削減をめざします。

3. J2の特長

J2は、Visual SLAMを備えた通常のR2機能に加え、上部カメラと50cm程度まで最小化した全方位障害物回避機能を兼ね備えることにより、従来機では近づき点検が困難であった橋梁等構造物の狭隘部や高圧線等強い電磁波が発生するような環境での飛行が見込めます。
これにより、橋梁床版、送電・変電設備、ビル屋内、灯台、鉄道架線などでの点検可能であり、従来機よりも点検作業における利用範囲の拡大が見込まれます。

特別仕様機 J2
特別仕様機 J2
J2搭載カメラでの撮影画像
J2搭載カメラでの撮影画像
(トラス等の橋梁狭隘部)
J2搭載カメラでの撮影画像
J2搭載カメラでの撮影画像
(電磁波を放射する電力設備)

なお、本日より、さまざまな点検領域におけるJ2の適用可否を確認いただくため、トライアルテーマを募集します。詳細は、後掲の募集要項をご確認ください。

現在募集受付は終了しております。

Skydioについて

社名Skydio,Inc.
本店所在地114 Hazel Avenue, Redwood City, CA 94061
設立2014年創業
代表者CEO Adam Bry(共同創業者)
COO Tom Moss
CTO Abraham Bachrach(共同創業者)
事業内容ドローンの製造販売