SDGsへの取り組み
ジャパン・インフラ・ウェイマークは
SDGsの目標達成と
持続可能な社会の実現に向け、
事業を通じて社会課題の解決に
取り組んでまいります。
「支える人を、支えたい」
インフラ維持管理と新技術
普段はあまり意識することのない「インフラ」という存在。
水道、電気、通信、道路など、人々の生活を下支えするインフラ設備は、一度止まると多くの人の日常に支障をきたし、時に社会全体にまで影響を及ぼします。絶対にとめてはならないのがこれらインフラ設備です。
しかしながら、高度成長期に急速に整備された多くのインフラ設備は、敷設からすでに50年以上が経過し、老朽化が懸念されています。また、人口減少に伴う人材不足や技術者の高齢化、税収減に伴う維持管理コスト削減もあり、いまやインフラ設備点検は国や自治体、インフラ事業者にとって容易ではなくなりつつあります。
当社は、持続可能な社会の実現に向け、こうした社会課題を解決すべく、ドローンを用いて効率的かつ安全にインフラ設備点検業務を実施するソリューションを展開しております。
また、点検業務へのドローン活用が普及することで、従来利用していた特殊車両利用や船舶利用を削減すること、また交通整備等のための人員配置も不要となることで、人の移動、人の稼働に伴うCO2排出量削減にも寄与しております。
当社は引き続き、ドローンによるインフラ点検サービスや災害発生時のドローン利用の普及をはじめ、インフラ維持管理に携わる方々がより効率的により精度高く業務実行いただけるような新たな技術開発を行うことで、すべての人が安心安全に過ごせる、持続可能な街づくりに貢献してまいります。
ドローンの学びを提供
JIWは「Skydio J2」のドローン講習をはじめドローン関連法令に関する講習など、地方自治体やパートナー企業と共同で、ドローンが社会に根付いていくための啓蒙活動を行っております。
インフラ点検業務の
安全性の向上
当社が米国企業と共同開発した機体「SkydioJ2」は、上下に搭載した6つのカメラで障害物を認識することで、GPSが受信できない橋の下などでも障害物をよけながら自動航行が可能です。そのため、技術者が近接して目視点検する必要があった作業を省力化することができるうえ、高所作業等を不要にすることで作業員の安全性を向上させ、ひいては健康福祉の向上につながるものと考えております。
シェアリング・ドローン・
プラットフォーム構想
設備点検の更なる効率化をはかるべく、JIWはインフラ維持管理にかかわる事業者を中心に積極的に連携を図り、新たな価値の提供、新たな産業の創出に挑んでおります。
それが、設備点検自動化ソリューション「Sharing Drone Platform(SDP)」です。webアプリで設定した時間にドローンポートから自動的に機体が発進、自動航行で撮影を実施、戻ってきたドローンから高精度の画像を自動転送し、AIが自動点検、こんな世界観を我々はめざしております。